
作曲における『練習』とはなんでしょう?
楽器の演奏家であれば、毎日楽器を弾く練習を行なっているわけですが、作曲家の練習と言われてもてピンときませんよね?
僕が思う、作曲家における練習とは『音楽を聴く練習』だと思っています。
レッスンで曲がなかなか書けない生徒さんのお話を聞くと、そもそも音楽を聴いている量が少ないな、と感じるケースが良くあります。
『アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない』といった言葉があるように、他人が作った音楽を沢山聞いて、アイデアの種となる要素を盗みましょう!
僕は毎朝、今まで聞いた事のない曲を1曲聴く事を習慣にしています。
Spotifyのあなたへのおすすめ欄や、YouTubeの広告に出てきた曲を適当に選んで聴いています。
そして音楽を聴く際には、(ここのドラムのフィルムがカッコいいな〜)とか、(どうしてこのメロディは切ない気持ちになるんだろう?)といったように、曲の旨みをしっかり味わうことが大切です。
この『音楽の旨み成分』こそが、あなたの作曲のアイデアになるのです。
是非皆さんにも、音楽を好き嫌いせず沢山聞いて『アイデアマン』になってもらいたいと思います!