DTMのレッスンって何をやるの?


作曲のレッスンって、具体的に何をやっているのか想像がつきませんよね。

このブログの読者さんの中には、レッスンって一体どんなことをやるのか知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
そういえば筆者も、音大に入学した時「作曲のレッスンって一体何をやるんだろう?」と初めはドキドキしていた記憶があります。


それでは今回は、当教室でDTMレッスンを担当している筆者が、DTMレッスンの内容の一例をご紹介したいと思います。

【音楽理論】

「基礎からしっかりと作曲を学びたい!」といった生徒さんには、まず音楽理論のレクチャーを行なっています。大学の講義のようなスタイルで、講師が用意した内容を聞きながら一緒に練習問題を解いたりします。
仮に音大生が学ぶ内容を身につけるとすると、どんなに早くても3年はかかってしまいますが、生徒さんのやりたい音楽ジャンルに応じて、必要な分野をピックアップしてレクチャーすることも可能です。
また課題を希望される方には、個々のレベルに合わせた宿題を出すこともあります。


【楽曲制作】

生徒さんのDAWの画面を見せてもらいながら、制作中の楽曲にアドバイスを行います。
初心者の方は、アイデア出しの段階から講師が手取り足取りサポートしますのでご安心ください。オリジナル曲でも既存曲のコピーでも、なんでもOKです。「完成させる」ことを目標にレッスンを進めていきます。


【ミックス/マスタリング】

実は「作曲ではなくミックスを手伝って欲しい」といったご要望は意外と多くいただきます。生徒さんが制作したプロジェクトファイルを私が操作し、実際にミックスの作業を進めながら、適宜エフェクトプラグインの解説などを行います。
ミックス/マスタリングにとって最も大切な「聴く力」を養うことを目標にしています。


【音楽の歴史について】

意外と好評なのが、各音楽ジャンルの歴史や雑学を延々と語るだけの回。

歴史を学んでいく過程で知らなかった音楽にたくさん出会い、それらがインスピレーションの源になると嬉しいなと思っています。

筆者の生徒さんが取り組んでいるジャンルは、J-Pop、ボカロ、クラブミュージック、バンド、HipHop、劇伴、といったように人によって本当に様々です。上記のようなレッスン内容を、それぞれの生徒さんのレベルや興味のあるジャンルに合わせてアレンジしながら行なっています。

DTMレッスンに少しでもご興味を持っていただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください!