講師の音楽制作環境の紹介 ハードウェア編


今回はDTMに必要な機材のお話です。

よくある音楽雑誌等の機材特集なんかでは、レコーディングスタジオで使用するような豪華な機材が取り上げられがちで、どれも高価すぎて中々参考にしづらいかと思います。

そこで今回は、プロの作編曲家として仕事をしている、筆者の制作環境(ハードウェア)をご紹介したいと思います。

私の環境のコンセプトはズバリ『プロクオリティをコスパ良く』です!

そもそもケチな性格なので(笑)、自分の音楽スタイルに合わせて必要充分な機材選びをしています。

それでは見ていきましょう!

(価格は2023年6月現在の参考価格です。)

【PC】

Apple – MacBookPro 2019 16-inch   ¥270,000程度(当時)

プロセッサ : 2.3 GHz / 8コア Intel Core i7

メモリ : 16 GB

内蔵SSD : 1TB

デスクトップPCに比べノートPCはやや値が張りますが、その分持ち運べることによる恩恵を十分に受けられてるなあ、と感じています。

PCは新品であっても一世代前のモデルはかなり安くなるので、コスパ重視であればそちらを狙いましょう!

【オーディオインターフェース】

Universal Audio – Apollo Solo  ¥72,000程度

人気のUniversal Audio、Apolloシリーズの最廉価版です。上位機種と比べ機能面でやや制約がありますが、中身は同じなので、プロクオリティの音をコスパ良く手に入れることができます。

宅録ならこれで充分です!

【モニタースピーカー】

Yamaha – MSP3  ¥36,000程度(ペア)

ヤマハで楽器を購入した際にオマケでもらったので使用しています。ヤマハの機材はどれも安定した品質なのでお気に入りのメーカーです。

サイズが様々ありますが、サイズが大きくなるにつれて距離を離して設置する必要があるので、部屋の大きさに合わせて選びましょう!

ちなみにMSP3は6畳前後の部屋にぴったりです。

【MIDI鍵盤】

M-Audio – Keystation 88 MK3  ¥26,000程度

愛用していたピアノタッチの鍵盤が壊れてしまったので、とりあえずの代替品として最近購入しました。

コスパ重視のMIDI鍵盤なら、こちらのKeystationシリーズです!88鍵盤で最も安いのではないでしょうか。

タッチは安価なバネ式ですがそこそこしっかりしていて、強弱のつき方も良いです。

MIDI鍵盤を選ぶ際のポイントは、以前に『MIDIキーボードの選び方』という記事を書きましたので、そちらも参考にしてみてください!

いかがでしょうか。今回ご紹介した私の制作環境は、手が届きやすい価格の製品を使用しているので、皆さんの機材選びの参考になりましたら幸いです!